撮影会で勢揃いした、神鉄のツートン3兄弟。左から1075F、3001F、5001Fです。
屋外には1101Fが入庫中。これが並べばトップナンバー揃いだったのですが、残念!
−第16回「鉄道の日」記念−神鉄トレインフェスティバル2009参加記
恒例の「神鉄トレインフェスティバル」。本年も鉄道会社各社の先陣を切って、10月4日(日)に開催されました。
昨年は雨模様の中での開催でしたが、今年は秋の晴天に恵まれ、大勢の方々で賑わいました。
一般開放も3年目に入り、毎年少しずつですが新企画もあって楽しみの一つですね。
それでは、今年も当日の様子をお伝えしていきましょう。
【主なイベント】
・洗車体験(10:30、11:20、13:40)、台車抜き取り実演(11:00〜、13:15〜)
・電車のおなかを見てみよう(ピットより床下機器の見学)
・GO!ミニトレイン、ちびっこ運転士・車掌体験(6000系車内)、ドア開閉操作体験(1359号車)
・運転しみゅれーたー、踏切装置操作体験、パンタグラフ操作体験
・電気機関車701号の車内公開、車両撮影会(12:10〜12:40)
・HOゲージ鉄道模型展示
・スチールドラム演奏、カーリングゲーム、ビンゴゲーム大会、餅つき大会
・車両部品販売、神鉄グッズ販売・・・等
「トレインフェスティバル2004」の当日の光景はこちらへ!
「トレインフェスティバル2006」の当日の光景はこちらへ!
「トレインフェスティバル2007」の当日の光景はこちらへ!
「トレインフェスティバル2008」の当日の光景はこちらへ!
会場入口付近では神戸電鉄・他社局のオリジナルグッズや、地域物産の販売もあって大賑わいです。
事務所下では鉄道部品の即売もあり、昨年同様ヘッドマーク(ミストレ・開業80周年)や方向幕等の人気商品は入札制となって
いました。
初登場の「電車のおなかを見てみよう」
個人的には今回、一番興味のあった企画です。
見学者は頭部保護の為、係員の方にヘルメットを借りていざ出発!
狭い階段から点検用ピットをそろりそろりと降りて、1359号車の床下へ
潜り込むように進みます。
(左)50パーミルに挑む足廻り部分、川崎-651台車の車軸部分。台枠の向こうに、75kwの電動機(MB-3054-B)の姿が伺えます。
(右)1359号車の主抵抗器。2000系以前の抵抗制御車は、床下機器のうち抵抗器のスペースが約30%を占めるため、頭を上げる
余裕もないくらい機器関係でぎっしりです。
同じ1359号車の外では、ドア開閉操作体験も行われていました。
(左)今年も登場!係員さん手作りの神鉄Bトレ。ん、向こうに見えるのは茶坊主701とトム車では?
(右)こちらは1000系列の中間車に、入換車101号車風。旧国鉄のゲタ電にも見えますね(笑)
いつも子供たちに大人気の模型コーナー。くるくると走り回る可愛らしいミニトレインに、大人も子供も釘づけです。
(左)パンタグラフ昇降操作体験は6000系バージョン。ロボットのような動きが何ともユーモラスです。
(右)何気にふと見つけた、傍らの工程表。車両工場内にいる事を実感させますね。
昨年に引き続き、今年も撮影会に登場した入換車旧101号車。電気機関車701号とともに、今回のイベントの目玉的存在でした。
ただ、残念ながら齢80の痛みはかなり進んでおり、晴天の下で姿を見せるのは少し可哀そう・・・。
今では神鉄の産業遺産的存在なだけに、来年のトレフェスは少しでもきれいな姿で会えると嬉しいかな。
イベントではいつも根強い人気者の茶坊主701。今年も見学会には最後まで長蛇の列が続いていました。
車内では係員の方が、分かりやすく親切に内部の解説を行ってくれます。
(左)こちらはニューフェイス6000系。今日は工場北側でちびっこ相手に運転士・車掌体験です。
(右)ステージでは昨年に引き続きスチームドラム演奏やカーリング大会、ビンゴケーム等でこちらも大盛況でした。
車庫線で一休みの101号が、ツートンの仲間たちとお見送り。ワンマン改造を終えた1119Fの姿も伺えます。
(敷地外から撮影)
今年も見学〜撮影〜体験に知人との歓談で、楽しい一時はあっという間に過ぎてしまいました。
夏休み企画「ミステリートレイン」と並んで定着した「トレインフェスティバル」・・・
秋の一日を満喫して、足取りも軽く帰途に就く子供たちの生き生きとした姿を見ていると、未来の神鉄ファンが
着実に増えている事を実感。将来の力強い応援団となってくれる事でしょう。
最後に、今年も楽しい一日をご提供いただいた現場スタッフの皆様に、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
(2009.10.04 記)
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