すっかりおなじみとなった神鉄トレインフェスティバル「親子で車庫見学会」古豪旧デ101の入換車がお出迎えです。
−神鉄トレインフェスティバル2006-「親子で車庫見学会」参加記-
恒例となった神鉄トレインフェスティバル。今年は10月7日(土)に鈴蘭台車両工場と中畑山南公園にて開催されました。
昨年は都合で参加出来なかった「親子で車庫見学会」ですが、今年は2年ぶりに家族揃っての訪問。
生憎、時折小雨のぱらつく天気でしたが、昼過ぎの訪問時には無事青空も見えてきました。喜び勇んで会場へ・・・。
今回は午後の車庫見学会を中心にお伝えしたいと思います。
「トレインフェスティバル2004」の当日の光景はこちらへ!
できるだけ大勢のお客様に参加して頂きたいという事で、今年は親子で500名の定員。
昨年までの午前・午後各100名に比べると倍以上の募集定員でした。
今回、好評を得ていた鈴蘭台からの入出庫回送電車への乗車は取りやめとなっていました。
入出庫の時間に合わせたイベント設定や、車両運用の都合等、止むを得ないのかもしれませんね。
反面、今回より開放時間内はいつでも入場可能となり、時間にとらわれずに行動できる事や、多彩なイベントが
企画されて好きな時に参加できる利点もありました。小さな子供連れにはこちらの方がいいかも・・・。
最寄駅の鈴蘭台から結構距離もあり、車道が狭くなっているところも有りますので、今後の検討課題でしょうね。
(主なイベント)
・検車場での撮影会(12:00〜12:30)
・洗車体験(10:30、11:30)
・ビンゴゲーム大会(13:00〜14:00)
・クイズゲーム
・電機701号の車内公開
・運転士・車掌体験
・パンタグラフ操作体験
・車両部品販売
・神鉄グッズ販売・・・等
決して広くない敷地(失礼!)を有効に活用した企画でした。
写真の緑のジャンバーを着た方は車両課のスタッフの方々で、非常に物腰柔らかく、親身に対応して下さったのが
とても印象的でした。
工場内で注目を集めていたのは、電気機関車701と入換車の旧デ101。普段はなかなかお目にかかれない車両で、
701は車内も開放して見学可能となっていただけに、チビッコ達の人気者でした。
かしゃでんしゃデヤがいなかったのば残念。お仕事で忙しかったのかな。
ちなみに電機701号は現在修繕工事の真っ最中ですが、本線上に姿を見せるのもそう遠くはないですよ・・・との事でした。
5000系のVVVFインバータ制御装置(MAP-128-15V43) カバーを外した状態での制御装置が見られるのも
こうした見学会ならではで、とても楽しいものですね。
ちなみに、工場内には5000系2両と701・入換車の他、1062と1072が入場中でした。
工場の入出庫線には2002F3連が留置、旧型車両の写真展と併せて運転士・車掌体験が実施されていました。
有馬温泉での「もみじ号」のイベントも、是非復活してほしいものです。
これは一体?正解は電車の空気ブレーキに使用される鋳鉄制輪子です。
神戸電鉄では急勾配上での連続使用におけるブレーキシュー焼損を避けるためレジンシューを使用せず、
最新の5000系車両に至るまで信頼性の高い鋳鉄制輪子を使っているのも特徴です。
13時から行われたビンゴゲーム大会。ビンゴカードは番号ではなくなんと電車の種別と行先の組合せ!
「ビンゴ〜〜、シュート!」は5000系の種別・行先表示幕がスロットの様にクルクル廻るのが何とも楽しい仕掛け。
一体誰が考えたのだろう!?
「特快速 鈴蘭台」や「急行 ウッディタウン中央」など、普段目にする事の無い表示が次々に出てくる中、長男の
カードがなんと○等入賞!!
商品の中身はドッキングトレインや川重の電車の下敷き、すずらんカード1000円分におもちゃいろいろ・・・と結構
豪華な内容に子供達も満足!
ビンゴ大会で使用した神鉄のネーム入りボールペンは、私たちの参加賞となりました(笑)
大人も子供も結構盛り上がって、後半の車庫見学の時間はあっという間に過ぎてしまいました。
すずらんホールでのHOゲージ運転会。模型はいつでも子供たちの羨望の的ですね。
デ1100形3連の中間車がサ1250形だったのもご愛嬌?働きすぎでモータが疲れちゃったそうで(笑)
毎回参加して思うのは、現場の皆さんがとても一生懸命で、私たちにも親切に心配りをして下さる事です。
企画も毎回趣向を凝らし、おそらく多忙な仕事の合間を縫って、この日の為に準備をされて来られたのでしょう。
手作りのイベントという雰囲気がとても伝わり、子供たちにも貴重な経験になっている事と思います。
小さな電車のおもちゃを大事そうに抱えて、嬉しそうに帰途に就く子供の顔って皆、何とも言えない
いい表情をしていますよね!
最後に、本日お世話になった現場の皆様に、この場を借りて厚くお礼を申し上げたいと思います。
(2006.10.7 記)
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