今年のトレインフェスティバル一番の目玉?撮影会に登場した入換車の旧デ101。       
       前面の車番「101」はマグネットで作ったものが貼り付けられています。普段は付いていません。


     −第15回「鉄道の日」記念−神鉄トレインフェスティバル2008参加記


       すっかり恒例となった「神鉄トレインフェスティバル」。
       開通80周年の今年で、実に15回目を数えることとなりました。
       神鉄や電車を身近に感じることのできる一大イベントとして、すっかり定着してきたようですね。

       さて、今年も鉄道会社各社の先陣を切って、10月5日(日)に開催されました。
       昨年と同様に鈴蘭台車庫を一般開放しての開催です。当日は生憎の雨模様でしたが、前日(10月4日)の
       神戸新聞で採り上げられたこともあってか、昨年の人出(1450名)を上回る盛況となりました。
       それでは、今年も当日の様子をお伝えしていきましょう。

       【主なイベント】
        ・洗車体験(10:30、11:30、13:30)、台車抜き取り実演(10:15〜、13:15〜)

        
・ミニトレイン運転ちびっこ運転士・車掌体験(6000系車内)、ドア開閉操作体験
   
     ・車輪をまわそう!運転シュミレーター、パンタグラフ操作体験
        ・電気機関車701号の車内公開、車両撮影会(12:10〜12:40)

        ・
HOゲージ鉄道模型展示
        ・カーリングゲーム、ビンゴゲーム大会、餅つき大会
        ・写真展-わたしの街の「しんてつ」-
        ・車両部品販売、すずらんカード・神鉄グッズ販売・・・等


       「トレインフェスティバル2004」の当日の光景はこちらへ!
       「トレインフェスティバル2006」の当日の光景はこちらへ!
       「トレインフェスティバル2007」の当日の光景はこちらへ!


             

     車両撮影会は昨年同様、検車庫に3000・5000・1350形の3系列が勢ぞろいしていましたが、何といっても注目を浴びたのは
     旧デ101の構内入換車でした。一番雨脚の強い時間帯だったにもかかわらず、大勢のファンの方々がしきりにシャッターを
     押していました。
     素人目にも車体の老朽化が気になるところですが、出来ることなら登場時の姿に復帰して末永い保存をして頂ければ・・・と
     思います。


     

     (左)事務所横のテントでは神鉄グッズの販売をはじめ、ファーストフードの出店が出ていたのは嬉しい限り。
     (右)車両工場内で販売していた6000系デビューDVD。フェスティバル終了前には売切れてしまってたようです。


     

     (左)車両部品販売では、旧菊水山駅名板や6000系デビューヘッドマークのオークシュンも。
     (右)ちょっと珍しいものを発見。デ1050形の初期型に採用されていた、簡易運転台用の制御器です。
        個人的には一番目を惹かれた一品。自宅にスペースがあれば買っていたかも?


     

     工場内で行われていたHOゲージの模型運転会。勿論、チビッコたちの運転も可能です。

     (左)自動運転でショーケースの中を所狭しとクルクル走り回る、係員さん手作りの神鉄Bトレ。
        シリーズで実際に販売されれば、結構売れそうな気も。来年は是非販売を!
     (右)模型バージョンの6000系は精巧な作りで、会場での注目の的でした。
        昨年製造中だったデ1100形3連+デ1070形の4連もデビュー。デ1070形は単行でも楽しそうですね。


     

     珍車登場!幻の展望車テン1と、デ101形の2両編成です。テン1には展望車での小旅行を楽しむ、乗客の姿が見事に
     作り込まれています。実際に走行も可能だそうです。


       

       戦前生まれの展望車の傍らを、新世代のルーキー6000系が行く。模型の世界ならではの風景と言えども、
       何だか感慨深いものがあります。


     

     (左)「運転しゅみれーたー」も手作りのイペント。実際に見て触って体験できるのは、好奇心を育てる意味からもいいですね。
        どのコーナーでも、子供たちの生き生きとした顔がとても印象的でした。
        他に「車輪をまわそう!」のコーナーもあり、大阪の交通科学博物館を思いだしました
     (右)人気者のミニトレインも、今年は6000系に変身!チビッコたちの長い行列が続いていました。


       

       忘れてはいけないのが、車両工場ならではの機器公開。
       電車小僧(特に車両系の方)には、興味の尽きないところです。
       普段なかなか見ることのない、CPやMGも一部をカットして内部の様子が分かるようになっていました。
       写真はモータの実物で、手前は1000系列の多くに使用されている直流直巻電動機のMB-3054-B(75kw)。
       奥は5000系用の誘導電動機、MB-5057-A(120kw)。少しコンパクトなのが分かります。


     


     

     内輪ネタで恐縮です(笑)
     写真展-わたしの街の「しんてつ」-は、6000系車内の一車両を借りて計16点の作品を展示させていただきました。
     当日は雨模様の上、車内の湿気で貼っていた作品が落ちやすくなってしまったというハプニングもありましたが、
     おかげさま大勢の方々に作品をご覧いただくことができました。

     可愛い6000系のイラストは、ご来場頂いた子供さんがプレゼントしてくれたとの事。思わず胸が熱くなりました。
     デ300形の写真などは当時をご存知の方だけでなく、若いファンの方や小さな子供さんにも結構人気があり、名車の
     存在感を改めて感じた次第です。
     足許の悪い中をお越し頂いた皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。


       

       写真展の第二弾は、10月11日より新開地の鉄カフェ「Cafe de train」にて実施中です。
       作品の約半分を新作に入れ替えましたので、今回初めてご覧いただく方々のみならず、前回お越しいただいた
       方々にもお楽しみ頂けるかな・・・と思っています。
       土・休日のみですが10月26日まで開催中です。皆様のお越しを是非お待ちしています。


           6000系もお引越し!



       (2008.10.19 記)


                                                                                                                 −TOPへ−

   

inserted by FC2 system