入口に掲げられた「神戸電鉄と沿線魅力展」のポスター。可愛いデザインがいいですね。


     −イオン神戸北ショッピングセンター「神戸電鉄と沿線魅力展」-


      神戸市と三田市の市境に程近い上津台(こうづだい)に11月18日、何とも巨大なショッピングセンター(SC)が
       オープンしました。ジャスコを中心とした165の専門店で構成する「イオン神戸北ショッピングセンター」で、郊外型
       大型店舗として4000台の駐車場でお客を迎えます(電車小僧には少々不便ですが・・・)
       プレオープンとなった先週より、神戸電鉄鰍フ協力の下、オープン企画と題して「神戸電鉄と沿線魅力展」と称した
       展示会が3Fのイオンホールにて開催されています。先日その様子を覗いて来ました。



       

       入口には神戸電鉄の制服を着たマネキン人形と1000系列車両の前面貫通扉がお出迎え。順路に沿って
       足を進めると、昨年募集されてすずらんカードにも採用されている「神鉄沿線10景」の優秀作品が展示されて
       います。前面に見える5000系の大きな写真が目を惹きますね。


       

       神戸電鉄の創業期〜隆盛期を支えた旧型車両の数々。デ300形以降の写真が少なかったのは少々残念。


       

       鈴蘭台車両工場の「親子で車庫見学会」でもお馴染みのパンタグラフ操作体験。実際に機械の作動を体験
       出来るのは、何処でも好評のようです。壁面裏では上下用の圧縮空気を維持する為、時折CPが本物の電車
       宜しく「ドルルルル・・・」と音を立てていました。
       写真左の信号は実際に赤→黄→青→赤と現示が変化します。

       パンタ操作体験の左側には、神戸電鉄で使用されている線路の断面ガ実物大で展示され、スクリーンには
       有馬〜三田線の運転台前面展望VTRが流れていました。


       

       

       今回の展示会でおそらく一番注目された?神戸電鉄の1/80鉄道模型の数々。一部は先日のトレフェスでも
       実際に運転されていたものですが、車両のバリエーションの豊富さには興味をそそられます。
       かしゃでんしゃデキ+ホッパーとデヤの姿は何ともリアルです。有馬温泉駅のスケールモデルも、実物より数段
       立派な造りですね。


       

       幻の名車、展望車テン1もお目見え!モノクロの写真しか見た事のない私にとって、明るいブルーの展望車は
       「電車に乗って旅に出る」わくわく感を思い出させてくれました。今走ってたらきっと注目の的でしょうね(笑)
       牽引車のデ1形もいい雰囲気を出しています。手前の旧塗装車は、1993年まで活躍した800系3連です
       (808-807-852)


       

       車両部品の展示コーナーでは、2000系のパンフレット記述を中心に各種装置を解説。運転台のメータ類関係や
       トレインフェスティバル2006のヘッドマークも展示されていました。実際に触って動かせるものがあると、もっと
       楽しさが増すかも知れませんね。

       展示会は週末の11月26日まで開催されています。
       車の運転できない方は最寄駅よりバスでのアクセスとなりますが、神鉄道場からは1〜2時間に1本、三田駅からは
       1時間に2本程度しか運行されていませんので、事前に時刻表を確認される事をお勧めします。

       イオン神戸北ショッピングセンターのHPはこちらです。→http://aeon-kobekita.com



        (2006.11.25 記)


                                                                                                                 −TOPへ−

   

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