− Web写真集 6 −  「6000系がやってきた!」



       8.6月4日〜営業運転を開始した6000系



       

       早朝の有馬口に到着した下り有馬温泉行の6000系。デビュー記念のヘッドマークが誇らしげですね。



       試乗会直前の5月30日、同社の公式HP上で6000系の営業運転開始が正式にリリースされました。
       鈴蘭台駅ではおそらく同社初?の出発式も開催、新車に対する意気込みが感じられます。
       当日は折りしも大安吉日。天気も晴天に恵まれ、平日にもかかわらず沿線は多くのファンの方々で
       賑わいを見せたようです。
       
       出発式では運転士への花束贈呈やテープカットが行われた後、11時33分発の臨時普通電車で新開地へ。
       習熟運転や試乗会等では専ら有馬〜三田線系統での運転が主だったことから、粟生線へのお披露目として
       復路の下り列車で鈴蘭台へ到着した後、12時14分発の粟生行から通常運用に就きました。
       尚、同日の様子については、リンク先の「神戸鉄道資料館」にて詳しく触れられています。

       さて、運用開始後の初めての休日、ルーキーの活躍ぶりを見に行ってきました。


       

       有馬口では休日一本のみ設定の特快速と離合。
       当日は奇しくも3000系のトップナンバー、3001Fが運用に就いていました。
       ちなみに、運用開始3日目の6月6日には、6000系自身初の特快速運用に就いています。


       

       早起きは三文の得。早朝限定の有馬口4列車並び!
       ブラックフェイスにステンレス車体の6000系は、遠くからでも目立つ存在です。
       これで2000系か5000系が居れば完璧ですが・・・贅沢は言えません(笑)


      

    先頭車に装着された「6000系デビュー!!」のヘッドマーク。
    取付部は専用の金具を車体下部からボルトで固定し、車体を傷つけないよう工夫が施されています。


         窓一杯に広がる新緑の中へ・・・


       

       この日は有馬口〜有馬温泉間の区間列車充当の後、再び有馬〜三田線系統へ。
       運用開始後初の休日とあってか、早朝にもかかわらず沿線では多くのファンの方々を見かけました。



       本格的な活躍を開始した、神鉄の新しいイメージリーダー、6000系。
       乗客の方々の会話にも「そう言えば新車、まだ乗ってへんなぁ・・・」という声が聞かれるほどで、沿線での注目度は
       抜群のようです。
       良くも悪しきも?従来の神鉄カラーを払拭した新型車両には賛否両論あるようですが、従来の車両性能を継承しつつ
       総じて高レペルの客室設備や精悍なブラックフェイス等、個人的には好ましい仕上がりだと感じます。
       振り返ってみれば、節目となる歴代の神鉄高性能車は皆、前面非貫通2枚窓。初の高性能車デ300形が登場した時も、
       このくらい強烈なインパクトがあったのかな。
       当面は4両一編成のいわば「虎の子」的存在。細かな部分では改良の余地もあるかもしれませんし、本音としては
       是非クロスシートの装備も欲しいところですが、このあたりは次回の二次車に乞うご期待ですね。

       今後の末永い活躍に幸多かれ・・・。




                                 

       (2008.06.22 記)


                                                                           

   

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