− Web写真集 6 − 「6000系がやってきた!」
3.市場車両搬入基地にて
さて、夜も明けて市場周辺は好天に恵まれました。
鈴蘭台への回送に向けて、いよいよ台車への履き替え作業が始まります。
尚、当日の市場での作業風景は坂下孝伸様、川重での作業風景は松本崇様より、いずれも貴重な
写真のご提供を頂きました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
未明に公道上をひた走って来た6002と6101は、無事市場車両搬入基地に到着していました。
留置されていた入口付近からトレーラーに牽引され、しずしずと基地内に入ってきます。
(左)一足先に搬入された6000系用の台車、KW-68A。既存の5000系に使用のKW-68とほぼ同仕様のようです。
(右)6002の先頭部アップ。独特の形状の前照灯カバーと渋めのゴールドがアクセントです。スカートは搬入に際して
一旦取り外されています。
ジャッキアップされた車体から、人力で陸送用タイヤを慎重に取り外し。
無事に到着した車両を傷つけないよう、細心の注意を払いながら作業が進められます。
搬入作業中の6000系の傍らを、見慣れたフェイスの1104がお出迎え。
両者の顔を見比べると、時代の流れをつくづく感じますね。後方には搬入作業待ちの6101も見えます。
まず先に、6002が神鉄の線路上に足(車輪?)を踏み入れました。
続いて6101の搬入作業開始。ジャッキアップした車体が大きく持ち上がっているのが分かりますね。
2両目の6101も無事作業終了。自走はまだ出来ないので、作業完了後は人力で車体を移動し、相方の
6002と連結をします。
搬入作業を終えた、6002-6101のユニット。連結作業も完了し、あとは鈴蘭台への回送を待つばかり。
日中の作業を終えた2両は、ここで暫く休憩。深夜の作業に備えます。
(上記写真全て:坂下孝伸様ご提供 いずれも敷地外より撮影)
同じ頃、川重兵庫工場では第二陣の6102-6001が深夜の陸送に備え、着々と準備を整えていました。
(上記写真2点:松本崇様ご提供 公道上から撮影)
(2008.03.22 記)