1989年(平成元年)8月の記録
                     
                       −夏、真っ盛り・・・!−



        −球児たちの夏−


      

      鈴蘭台車庫でお昼寝中のデ1000形1003-1004を拝見。
      旧塗装に車体裾帯を入れた編成で、貫通ホロを付けたままの珍しい姿です。


      

      鈴蘭台駅南側の50パーミル急勾配を登って行くデ300形302F。当時はまだ非冷房車も多く、
      夏場は窓を全開にして沿線の自然の空気を思いっきり取り入れながら走ってました。

      窓の大きなデ300形の姿は、とても気持ち良さそうですね。


      

      粟生駅で下り列車と交換する加古川行きのキハ30形単行。当時はまだワンマン化の前で、切妻の
      特徴ある顔もまだ良く見られました。
      和田岬線でキハ+キクハの編成が登場するのは、この約一年後の事です。


      

      単行キハ30形と交換した、キハ47他の4連と北条鉄道のフラワ1985が同時発車。
      当然の事ながら非電化ですので、構内がとても広く感じられます。懐かしい腕木式信号機はいつしか
      姿を消していました。


      

      長かった夏の陽射しがやっと傾きかけた頃、800系のツリカケ音が小さな集落に響きます。
      引退直前までの任地は、余生をのんびりと過ごす800系に相応しいロケーションでした。


      

      

      写真上は旧塗装+裾帯入りの863-806-805、写真下は新塗装となった861-802-801。
      まだ800系が5編成健在の頃で、三田・粟生線末端部ではごく普通に見ることの出来た風景です。


 鉄路は続く・・・見津信号所付近にて。




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