1989年(平成元年)6月の記録
−梅雨の晴れ間の一時に・・・−
石井ダム建設に伴う新線建設も進み、(新)烏原トンネルが着工される直前の菊水山駅北側。
新線移設工事の着工直前の姿で、まだ山道が残っているのが確認出来ます。
写真からは見えませんが、(旧)烏原トンネル右側の向こう側には既に高架橋工事に着手しており、このすぐ後には
(新)烏原トンネル工事も着工され、登山道は閉鎖されてしまいました。
その後、震災直前の平成6年12月には上り線が先行して開通、残った下り線も翌年10月に開通し、現在は閉鎖
されたトンネル入口が覗えるだけです。
川池信号所〜木津間の大カーブを行く5連。田植えもすっかり終わり、瑞々しい季節が沿線に訪れました。
水面に顔を映して電車が行く。2ヶ月ほど前には、なのはなと共に工臨列車を撮影した場所。
季節によって同じ場所でも劇的に姿を変えるところが、神鉄沿線での撮影の面白さでしょうか。
木津〜見津信号所間にて。
夕日に車体を照らし、押部谷終着の1151Fが折り返して見津へ帰っていきます。まだ旧塗装+車体裾帯、
冷改施工前の姿です。神戸方の相方はデ1000形の2連でした。
こちらは五社〜岡場間の直線で捉えたデ300形302Fの新塗装4連。相方の304Fはまだ旧塗装のままで、翌年
7月に新塗装へ変身となりました。
現在、同場所にはスーパーや戸建住宅等で少し風景も変わってしまいました。
谷上〜箕谷間にて。
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