1983年(昭和58年)4月の記録
−恵比須駅にて−
有馬線谷上〜花山間の旧線区間を走る1100形3連。
田んぼで野球に興じる少年達の姿なんか、最近見る事もすっかりなくなってしまったと
思いませんか・・・?
道場南口で砕石を満載したデキ+ホッパーの工臨列車が、ツリカケのモータ音を響かせながら
谷上の坂を下りてきた。
−おまけ−
この時のメモによると、当日の工臨列車は午前中に鈴蘭台〜道場南口〜鈴蘭台を走行、
昼からは鈴蘭台〜三木間を走行。「時間合工臨」として日中に砕石散布を行うコースであった。
当時は列車密度も現在より少なく、区間によっては日中に砕石散布を行う例も珍しくなかった。
この他、工臨列車には終列車後に砕石散布や工事用資材を運搬する「終後工臨列車」がある。
恵比須駅の前で800形3連を見送るボク達の手に、しっかりと握り締められていたのは
神鉄のカラーブックス。(当時の私達も必携品でした)
子供は誰でも、小さい頃は電車が大好き。もしかすると、今ごろは電車の運転士かも・・・
砕石散布を終えてやってきたデキ+ホッパー(ED2001+サホ762+クホ761)
この後三木で一息ついた後、折り返して鈴蘭台へ帰っていった。
レトロな恵比須駅の建物。
新開地へ向かって駆けてゆく800形3連。現役バリバリの頃。
傍らには休憩中のデ1070形の姿も・・・
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