市場駅に隣接した保線基地にて、搬入作業中の6502号車(手前)と、6601号車(奥)。
ほぼ6年前に搬入された、6003F「ミュージアムトレイン」との協演も見られました。



 − 期待のニューフェイス 新形車両6500系登場!(その1)−



昨年6月に公式リリースされ、かねてから登場が話題になっていた、新型車両の6500系がいよいよお目見えです。
新形式車としては8年振り、増備車としては前回の6003F以来、約6年振りのこととなります。


外見は既に活躍中の6000系と良く似ていますが、新技術の導入も含め、さまざまな相違点があります。
公式ニュースリリースからの抜粋によると、主な特徴は以下の通りです。

・6000系の全電動車4両編成に対し、6500系は2M1Tの3両編成。先頭車は制御電動車、中間車は付随車で構成
・全密閉型高効率主電動機や、最新の半導体素子を使用したVVVFインバータ制御装置を採用。又、客室照明や
前照灯を含む全ての照明設備をLED化、消費電力を既存車両の1000系車両(抵抗制御車)と比べ、約60%低減
・吊り手の高さを従来の2段階(高・低)に加え、さらに低い吊り手を設置。座席から 立ち上がる際の負担が軽減
できるように縦手摺りを新設、高齢者の方が利用しやすくなるように工夫
・扉上の車内案内表示器において、4か国語(日本語・英語・中国語・韓国語)による表記を 行い、訪日外国人に
配慮するとともに、大型ディスプレイを採用して視認性を向上。又、座席端部に大型の袖仕切りを設置


1月下旬頃からは、製造元の川崎重工兵庫工場にその姿を現し始め、公道上からもその様子が伺えました。


   

写真左は1月24日、写真右は2月7日の様子。いずれも公道上からの様子です。


   

1月22日の夕刻には、トレーラーに牽引される形で準備が整っていました。




1月23日未明には6501号車が搬出され、翌1月24日未明には6502号車・6601号車が搬出されました。
写真は24日の6502・6601号車の搬出風景です。(いずれも公道上より撮影)


   

まずは6601号車がゆっくりと出場、続いて6502号車も出場。闇の中に、ステンレスの車体がギラリと光ります。


     

器用に曲がり角を交わし、工場横の側道からゆっくりと国道へと歩みを進めます。






工場からの出場後、国道上で一旦待機し、隊列を整える6501号車(上)と6601号車(下)。
出場時は6601号車が先頭でしたが、市場への陸送は6502号車が先発しています。

以下、(その2)に続きます。



 (2016.03.03 記)



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