1984年(昭和59年)2月の記録
−三田線点描−その1
冬季恒例の限定扉開閉を示す看板。
車内保温を確保する為、扉を半自動に
している様子は国鉄ローカル線の
風景に似ていました。
三田駅ホームの駅付近案内。神鉄らしく
どの駅にも必ず「標高○○m」の表記が
ありました。
隣の国鉄三田駅はまだ複線電化前。キハ28の急行「大山」が紫煙を上げて到着。旅情満点です。
神鉄三田駅(上)と国鉄三田駅。どちらも現在
駅舎は改築、駅前広場も整備中で昔日の面影は
ありません。
横山駅。昔は現在よりも少し高い位置にありました。現在周辺は住宅地としてすっかり環境も
変わってしまいました。手前に駐車している車のデザインが、時代を感じさせます。
雪の残った道場川原(現神鉄道場)〜横山間を行く1100系3連。当時は道場南口以北は
3連車しか入線出来ず、800系活躍の場でもありました。
(上)道場川原駅駅舎。
(中)神戸電鉄創始者、山脇延吉氏を
称える「頌徳碑」 今もなお、傍らを走る
電車を毎日見守っています。
(下)旧国鉄有馬線の撤去跡。戦時中に
不要不急路線として金属搬出の為撤去され、
二度と復活する事の無かった幻の路線です。
現在、複線化工事が進む同区間。今なお当時の面影を残してはいますが、完成の暁には
付近の風景も再び変わっていくのでしょうか・・・。
−「その2」ではデヤの日中作業風景に続きます!−
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