有馬口を発車して鈴蘭台への復路に就く試運転列車の752-751。
       長らく続いた有馬口駅の工事も、間もなく終盤です。


       電動貨車デヤ750形が全般検査出場−茶坊主のお化粧直し−


       事業用車両として活躍する、ツリカケの電動貨車デヤ750形(751-752)。
       最近は日中の活躍も多くなり、愛らしいかしゃでんしゃの姿は乗客の方々や子供たちにとっても
       沿線で眼を引く存在となったようです。
       ただ、最近は前回の塗装修繕より時間が経過し、折角の茶坊主の姿もすこしみすぼらしくなって
       いたのが気になるところでした。

       そのデヤ750形ですが、先月(2月中旬)より約8年振りの全般検査で入場、約一ヶ月弱のあいだ
       入念なチェックを受けました。
       少しばかり前面のお化粧直しも実施され、晴天の中の茶坊主は見違えるような姿でした。

       さて、検査も終わりに近づいた本日(3/9)、鈴蘭台〜有馬口間のデヤ試運転に遭遇しました。
       その様子を少しお伝えしましょう。

       

       有馬口で折り返し待ちの752-751。荷台部分は塗装されていないものの、前面部分や台車も綺麗に
       塗装が施されて面目を一新しました。
       早春の明るい日差しに、茶坊主の姿が一層引き立ちますね。


  

(左)ツリカケ用の台車、KW-33も新品のように美しく手入れされていました。
(右)今回の塗装に当たっては前面ガラスのHゴムも茶色に塗られており、以前と少し印象が変わっています。


                     

       折り返し待ちの有馬口駅ホームにて。車庫の方々でしょうか、十名程度の方が同乗し、入念にチェックをされていました。
       再び工臨本来の姿で沿線を忙しく走る姿も、間もなくかもしれませんね。



       (2007.3.9 記)


                                                                                                                 −TOPへ−

   

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