山の街に停車中のCFトレイン、5013F4連。当初は2000年4月10日から一年間の予定でスタートしましたが、
       若干のデザイン変更を経て現在(2008年3月)も活躍中です。


       −CFトレイン登場!−公園都市線でも4連で営業運転!


       私たちの世代で「広告電車」と言えば、どんなイメージでしょうか?
       一番に思い浮かべるのは阪堺電車のように、車両全体へ派手な広告を施した電車をつい連想しますが、
       昨今はバスだけでなく電車にも車体にラッピングを施したものを良く見かけるようになりました。

       さて、神戸電鉄でも2000年4月より、5000系車体の側面に大きな広告を施した編成が走るようになりました。
       その名も「CFトレイン」。第一編成に抜擢された5013Fの側面には、阪急系列の大きなホテル広告が
       人目を引きます。


       

       CFトレインはその後徐々に勢力を増やし、一時は対象編成の2000系4連・5000系の過半数近くがCFトレインと
       なっていた時期もありました。
       大きなラッピングを施した編成は5013Fとペット保険の広告を施した5007Fの2編成のみで、殆どは車体腰部の
       乗降扉間に設置されたバスの広告のような感じです。
       正直言って編成美の観点からはあまり見よいものではなく、どうせやるなら5013Fぐらいの派手さが欲しい
       ところですが、予算やメンテの点からは難しいのかな。
       その後は次第に減って、08年3月現在5000系のみ5編成が残っており、初代CFトレイン5013Fもまだ健在です。


       

       さて、00年11月には、公園都市線ウッディタウン中央近隣の大型商業施設開業に伴う輸送力確保の為
       4連車両が公都線運用に初投入されました。
       ウッディタウン中央にはCFトレインのスポンサーとなったホテルもあり、5013Fは文字通り「走る広告塔」と
       して、沿線乗客の注目の的となりました。
       尚、公都線入線時はツーマン運用として車掌が乗務、車内のLED案内装置は使用していませんでした。

       公都線への4連入線に伴って通常の4連運用を一部3連に振り替える必要が生じ、有馬〜三田線系統では
       当時V4連運用に限定されていた快速列車のスジに2000系3連が充当されるといった、珍しい運用が
       見られました。


       

       ちょっと珍しい2000系3連の快速列車。夕暮れの岡場を出発し、一路三田へ向かいます。



       (00.11.28 記、08.03.30 修正)


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