2000形2002Fと肩を並べたデ1070形1075 非冷房両運車で一人頑張る!
        撮影時は1375−1376と3連を組成していた。



       −最後の純粋両運車−デ1070形1075

      先月の本欄でも述べましたが、神鉄の増結用両運車デ1070形は、1074が本年8月に冷改
      施工の上1351−1352と固定3連化されました。
      この結果、正統派両運車として残るのは、1075ただ一両となってしまいました。


      デ1070形の登場経緯は、当時粟生線の輸送力増強の一環として既存3連に増結する為に
      登場したのですが、当時に比べ輸送量の変化や、今般の粟生線4連直通化が完了した現在、
      デ1070形の登場時本来の役割は薄らいだ様です。

      しかし、両運車のメリットを生かして最近は3・4連組成時の1000系列増結車として活躍!
      最近では1074・1075は連解装置も撤去、有馬・神戸寄いずれの方向にも増結できる為、
      現場からは重宝がられているというのを聞いた事が有ります。

      「1074の冷改後は1075」という噂も有りますが、電車小僧的趣味の見地からは、願わくば
      非冷両運車で残してくれないかな・・・とも思ったりする今日この頃です。
      



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