冷改施工されたデ1070形1074 前回の1076以降約16年ぶりの施工である。



       −デ1070形1074が冷房改造−1351Fと固定3連化

      既にご承知(?)の通り、1000系列車両に久しぶりに冷改施工車が登場しました。
      車種はデ1070形、詳しい方ならご存知かも知れませんが、1000系列の冷改試行車は同じ
      形式の1076で、昭和60年に施工されていますから同形式では約16年ぶり!という事に
      なります。

      今回の施工内容は前回の1076同様、SIVの撤去・冷房装置(CU−193×3台)といった
      点は同様ですが、側面の行先表示幕及び指令器の新設・1351と連結部の半永久化、一部
      窓の固定化や車椅子スペースの設置等、時代の流れに沿った改造内容となっています。
      さらに相棒のデ1350形1351−1352についても側面行先方向幕の設置や1352のMG→
      SIVへの換装等が行われています。

      1074がいわゆる新・新塗装なのに対し、1351−1352は新塗装のままなので、両者のミス
      マッチが案外面白かったりします。

      残された「正統派」両運車は1075只一両。今後の動向が気に掛かるところです。
      



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