雨中の湊川〜長田間を行く、「ライブトレイン」ヘッドマーク付の6001F。
       日中は4連2編成が設定されている、有馬口〜有馬温泉区間列車の送り込み運用です。



       −車内で3分間のミニライブ!−有馬線「ライブトレイン」初運行



       近年、6000系試乗会やミステリートレイン等、各種イベント列車の増えた神戸電鉄ですが、またまたちょっと気になる
       列車が加わりました。その名も・・・
         
有馬線「ライブトレイン」運行〜乗ったらびっくり!3分間の車内ライブ〜

       同社公式HPでのリリースによると、5月8日(土)〜9日(日)に新開地地区で行われる「神戸新開地音楽祭」のPRを
       兼ね、有馬の桜散策に訪れる観光客への花見ムードを盛り上げようと、同社と音楽祭事務局が合同で企画された
       催しとの事。
       編成内ではステージスタッフによる生ライブが実施されるそうで、電車小僧的にはこれだけで興味津々ですが、
       これまた人気の6000系が特製ヘッドマーク付で抜擢されると聞けば、見に行かない訳にはまいりません。
       当日は生憎の空模様と相成りましたが、桜舞い散る有馬線を北上する事としました。

       ライブトレインの運行時刻は公式リリース内でも公表され、4月11日(土)の10:04有馬口発から昼間の12時台を除き、
       14時台まで8往復が運転されました。
       肝心のライブステージは、6101号車の神戸寄。それでは早速乗車してみましょう。


    

  (左)6001Fに装着された、特製のヘッドマーク。スペシャルゲスト、泉谷しげるさんのイラストが何ともユーモラスです。
  (右)有馬口・有馬温泉両駅のホームでは、同じデザインの案内板が設置されていました。「神戸新開地音楽祭」の公式パンフも
     同じデザインとなっています。


       

       

       ステージスタッフは「つよしのACOUSTIC TRIANGLE」(写真)と、「カルパッチョス」の2組が交代で演奏。
       行楽客を乗せた車内が、途端にぱっと華やかになり、ステージ?と観客が一体になります。
       演奏曲は、「チェリー」 (スピッツ)、「LET IT BE」 (ビートルズ)、「TRUE LOVE」 (藤井フミヤ)・・・etc。

       何故か「宇宙戦艦ヤマト」が加わってたのはご愛嬌?


















 心地よいBGMに身を任せていると、ほんの少しの
 フレーズとメロディーが、忘れかけていた熱い時代を
 思い出させます。
 音楽の力って、不思議ですね。

 彼方に流れゆく、春の有馬路。
 少し長いトンネルを抜ければ・・・楽しかったミニライブも
 あっという間に終演です。















       

       

       有馬温泉に到着した「ライブトレイン」。運転開始の頃には雨も上がり、同日開催された「有馬さくらまつり」も盛況でした。
       到着時には粟生線沿線の観光情報PRとして、沿線パンフレットの配布もされていました。


          

       「ライブトレイン」のスタッフさんです。撮影をお願いすると、快く応じて下さいました。
       ひょうきんなスタイル?は音楽祭のPRにピッタリですね。お疲れ様でした。


       

       こちらもスペシャルゲスト?有馬口で折り返し待ちの6001Fと鈴蘭台へ向かうかしゃでんしゃが偶然のコラボ。
       突然の珍客に、びっくりしたファンの方々も多かったのではないでしょうか。



       

       

       

       「ライブトレイン」は11日の一日のみの運行でしたが、22日からは「神戸新開地音楽祭」号と銘打って、2001F・
       3001F・6001Fの3編成に同様の特製ヘッドマークを付け、5月9日まで全線で運行中です。


       今回の「ライブトレイン」、実際に演奏されていたスタッフの方は、揺れる車内で立ったままだった為、少し苦労
       されてたようです。又、個人的にはもう少し長い時間聞きたいなぁ・・・とも思いますね。
       (続きは音楽祭で・・・という事かな?)
       車内で生ライブという試みはなかなか楽しいものでした。是非これからも定着して欲しいですね。


       【ご参考】
       「第10回 神戸新開地音楽祭」の公式HPはこちらです↓
                      http://www.shinkaichi.or.jp/ongakusai/index.html






       (2010.05.05 記)


                                                                                                                 −TOPへ−

   

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