鵯越を通過する1502Fを後追いショット。神鉄沿線では、写真の様な一本桜が傍らに立っている駅が今でも
幾つか存在します。
−さくら前線北上−06年4月9日の撮影日記より・・・
例年より少し遅れ気味だったさくらの開花状況でしたが、この土日で平地ではほぼ満開を迎えました。
遥か大陸からの黄砂の影響でやや霞がちの空模様でしたが、好天の週末に恵まれて絶好の花見日和と
なりました。
鈴蘭台駅南側の子安場踏切近くはまだ六部咲きぐらい。満開になるまでには、もう少し掛かりそうです。
鈴蘭台〜北鈴蘭台間にて。
新開地から到着した時には肌寒くて上着を
出したのに、坂道を歩いて行くと背中がじわり
汗ばんで来るのが分かります。
鈴蘭台へ戻ると、留置中の1100系の向こうからウィーン〜と何やら怪しげなモータ音。
正体は写真の通り、側線で資材積込作業中のかしゃでんしゃ。道場南口でのデヤの資材積込は何度か見た
事がありますが、鈴蘭台で白昼堂々のこの風景、まさに一昔前の配給電車の姿ですね。
この跡は毎年恒例の長田〜湊川間の大カーブ。地元の電車小僧が私を含めて4名いました。
現地ではしばし電車談義に花が咲き、楽しい一時を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
カーブ北側のプレハブの建物と、毎年少しずつ少なくなっているさくらの木との組合せに悩むのも、又楽しい
一時・・・。
ナイスショット!
ウルトラマン大好き!
話題の1357Fはこの日、有馬〜三田線系統で4連運用に従事。
今回の塗装は賛否両論ある様ですが、個人的には扉もツートンのタイプがいいですね。今回の1357-1358は
何となく中途半端でいけません。塗装未済の1359-1360も綺麗にしてあげたいところ。
昼食後は花山へ北上。ここも定番の撮影地ですが、八〜九分咲きといったところ。来週末頃は散りそめぐらい?
昼過ぎのゆったりとした空気が、ホームの上を優しく包み込みます。
五社駅のさくらは、毎年見事な風景を楽しませてくれます。私の撮影地でもお気に入りの場所です。
昨年まで駅のすぐ後ろにあった神戸市?の宿泊施設は、閉鎖の上解体され、更地となっていました。
本日最後の撮影地、二郎へ到着。長田や花山のさくら並木の様な派手さはないものの、つつましやかに
ひっそりと佇む姿には、心惹かれるものがあります。
無人駅に到着した電車から、わずかばかりのお客さんが乗り降りするとすぐに発車。
山々にこだまするジョイント音とタイフォン、しばしの静寂と小鳥のさえずり、
春を告げる畑への用水のせせらぎ・・・。
思わず腰を落ち着けて、缶ビールでも飲みながら電車を待ってようかな・・・って気分になります。
この後は、現地で偶然遭ったすえちゃん氏としばし撮影後、帰路に就きました。
帰りの車内では久々の電車行脚と心地よい疲れで、終点まで爆睡でした。
どこかで春が・・・。
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