−Last run 701・・・2010.11.13 デキ+ホッパーのフォトラン列車運行−    


           最近はすっかり出番の少なくなった、茶坊主デキとホッパーのコンビ。
           1980年代中旬〜後半は複線化工事等で神鉄の体質改善が急ピッチで進んでいた事もあり、手許の記録を紐解いてみると
           実に週当たり数本の運行が行われていました。
           多い時は土日を除くほぼ毎日運行されていた週もあり、現在より列車密度の低かった粟生線では、営業列車の間合を縫って
           日中に入線し、撒布作業を行う時もありました。
           現場の方からは、当時より「ボロイからいつ壊れるか分からんでな〜」と冗談交じりに言われていたデキですが、2009年には
           無事に還暦を迎え、実に60年以上もの間、裏方に徹しながら活躍を続けてきたのは特筆されるべきでしょう。


             

           1983年4月、粟生線恵比須付近を行くデキ+ホッパー。ナンバーはまだ2001の頃で、パンタも三菱製の旧型です。
           時間合工臨として同区間で撒布作業を終え、この後三木で折り返し後、鈴蘭台へ帰って行きました。

           ファンの間では昨年頃より、同機の行く末を心配する声がチラホラと聞こえるようになりましたが、今年6月に搬入された新型
           モータカーの登場により、その心配が現実のものとなりました。


             

             

           2010年6月、市場車両搬入基地に現れた新型の軌道モータカー。
           松山重車輛製の25tモータカー2両に、10.8t積のダンプトロ4両をサンドイッチした6両で組成されています。
           現在は見津車庫に留置されています。

           10月に行われた神鉄トレインフェスティバルの公式プレスでは近日の引退が正式に発表され、後輩にその任を譲る日が
           刻一刻と近づく中、今般知人からのご紹介で、デキ+ホッパーのフォトラン列車企画に参加させていただく事になりました。
           当初の予定では10月29日の予定でしたが、季節外れの台風接近の為、11月13日に延期されたものです。


           さて、当日はあいにくの曇り空でしたが、もう一つの茶坊主デヤ登場に加え、毎年恒例の期間限定「美しいわがまち北区」
           ヘッドマークを装着した6001Fが現れたりと、電車小僧にとっては大満足の一日となりました。
           それでは、当日の様子を幾つかご紹介しましょう (写真をクリックして下さい)


           素晴らしい一日を企画して下さった主催者の方々と関係者方各位、ならびに沿線各所で楽しい一時をご一緒させていただいた
           地元の方々と同好の皆さまに、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。


                 

                       

                




                                                                       

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